九州大学理学部数学科オープンキャンパスサイトへようこそ!
本サイトでは、数学科所属教員による多くのオンライン模擬授業と、Web上で遊べるコンテンツを提供しております。
本ページのコンテンツは、自由に閲覧可能です(期間限定)。
数学科の教員による授業をライブで体験したい方は、8月6日に九州大学伊都キャンパスで開催されるオープンキャンパスの模擬授業にぜひご参加ください。
模擬授業の内容は本ページ下部の模擬授業(8月6日伊都キャンパス)概要の他、九州大学オープンキャンパスサイトを参照ください。
参加登録が必要ですが、空き状況により飛び入り参加も可能です(いずれも先着順。飛び入り参加の方には整理券を配布します)。
伊都キャンパスでのオープンキャンパスでは、数学科教員と先輩方による「進路相談室」も開いており、数学科で活動している方々と直接お話ができます。
九州大学数学科の授業を体験するも良し、数学科の先生や先輩と進路や数学のお話をするも良しです。
皆さまのご参加をお待ちしております。
九州大学オープンキャンパスホームページにて、全体の催しも案内されております。
あわせてご覧ください。
みなさん、こんにちは!
今回は理学部数学科のオープンキャンパス(のページ)を訪れていただいてありがとうございます。
ここに来られたみなさんは数学に興味があると想像します。下には、理学部数学科の先生方が数学の様々な 話題について「模擬授業」としてビデオを公開しています。
是非視聴してみて下さい。もし理学部数学科への入学に興味が湧いたら、数学科の「学科紹介パンフレット」も参考に将来への進路として是非数学科への進学を検討していただければと思います。
理学部数学科では「数学」を学び、研究します。ここで言う数学は高校で習う数学と同じで、その続きです。
しかし、一般に「大学に入って数学がわからなくなった」とか「数学科の数学は高校とは違う」という話を世間ではよく聞きますし、数学科の中でもそういう声を聞きます。
その理由は様々ですが、私思うところの一つの理由は「大学(の数学科)の数学は研究を目標としている」と言うことです。答えがあるとは限らない問題に対して、どのように問題を設定してそれを解決するかを考えるのが「研究」です。
その「研究」の際に役に立つように教えようとすると、どうしても高校とは違う教え方になります。理解を深める上では、まずは自分で時間をかけて考えた上で、先生と話したり、学生同士で議論することが必要になります。
考えたり、議論したりすることが好きな人はきっと楽しめるはずです。一方で、入試問題をパターンに沿って早く解くことが数学の上達と思っている人には少し考えを変えてもらう必要があると思います。是非、よく考えて進路を選んで下さい。
ここには、九大数学科の教員による模擬授業を掲載しています。皆さんご存じの整数論や方程式に始まり、組合せ数学、折り紙、感染症数理、更に数学の様々な応用といった幅広いテーマを取り扱っています。
7月31日(月) 9:00より、一部プログラムの定員を増加いたします。
参加をご希望の方は、上記日時より追加申込を受け付けますので、予約サイトより申込をお願いいたします。
詳しくは大学のおしらせを参照ください。
九州大学オープンキャンパスサイト内の理学部のページに詳細掲載しています。
予約希望の方は、こちらから予約することができます。
ある数学者の四方山話(松江 要 准教授)
部屋: W1-D-207 / 定員: 72 人
大学の先生をはじめ、数学の研究と追及を生業にしている人たちは「数学者」と呼ばれています。昨今、数学者のあり方も多様化しています。今回は、九大数学科の様子や、今の時代でもまだ特殊と思われる数学者(講演者)の生態、および大学生になろうとする高校生、数学者に限らず社会に出る人間の心構えの1つを、これまでの経験をもとに語ります。肩肘張らず、気楽に聴くのが良いです。
面白い数学の話はこの後の模擬授業やオンラインコンテンツに、進路について数学科の先生や先輩と話をしてみたい場合は「進路相談室」に直行です。
パズルに潜む抽象数学の考え方(松坂 俊輝 助教)
部屋: W1-D-413 / 定員: 116 人
プロ・アマ問わず、いつの時代にも数学が大好きな人はたくさんいます。数学の楽しみ方は様々ですが、その中でも「自作の数学パズルを持ち寄って、みんなで解きあう」という方法は歴史的にも非常に人気があるようです。この講義では、いくつかの数学パズルを取り上げて、その奥に潜む深い抽象数学の世界を、ほんの少しだけお見せします。
確率論で(少し)理解する感染症の伝播(原 隆 教授)
部屋: 講義棟302 / 定員: 110 人
感染症の伝播の理解とその対策は、現代社会に生きる我々にとって非常に重要な問題です。この模擬授業では、感染症の伝播がどのように起こるのか、確率論のモデル(パーコレーション)を用いた考え方を紹介します。このパーコレーションを用いた考え方は特に定性的な理解に適しており、通常行われる微分方程式を用いた記述と相補的なものになっています。
微分方程式を用いた記述については、本ページ内「模擬授業(WEB)」にある新居俊作准教授の「感染症の拡大と収束の過程の予測方法」がおすすめです。ぜひ、新居さんのビデオもご覧ください。
相関のその先って?(川野 秀一 教授)
部屋: W1-D-413 / 定員: 116 人
高校では2種類のデータ間の関係を測る方法として、相関ならびに相関係数を勉強します。相関は便利な道具ですが、「関係がある」または「関係がない」といった程度のことしかわかりません。また、2種類のデータ間の関係が直線的でない場合には、相関ではその関係を測ることはできません。そこで本模擬授業では、相関のその先の方法を紹介します。具体的には、予測の観点からの回帰、および非線形の関係の捉え方を紹介します。
数学科進路相談室(高瀬 裕志 助教、小谷 久寿 助教)
部屋: W1-D209
大学生活のこと、数学のこと、お気軽にご相談ください。
※学生募集や入試等に関することはHPの公開までお待ち下さい。